- 住所 : 慶尚南道昌寧郡昌寧邑述亭里 309-1
- 指定番号 : 宝物
- 指定日 :1970.6.24.
- 時代 : 統一新羅時代
統一新羅の石塔で、二重基壇の上に立てた 三層石塔です。
上層基壇の面石の中央には、別途の石材で門扉が刻まれており、上部には両隅柱が彫刻されて、屋蓋石は5段になっています。
上層基壇の各面石の彫刻は曲線の美しい眼象が刻まれており、相輪部には露盤と宝珠が残っています。
基壇は8つの面石で組み立てられ、撑柱は4枚ずつ、屋身と屋蓋石はそれぞれ1枚となっています。全体的な彫刻技法から見ると、述亭里東三層石塔より水準が落ち、製作時代もやはり同じく統一新羅時代でありますが、東三層石塔よりは後代と推定されます。