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観龍寺の薬師殿に安置されており、16枚の花びらが重なった附椽が美しく刻まれた台座の上に座った如来坐像です。
手印は薬師印ですが、右手の薬壺は消失したようです。 下台石は製作技法が秀麗で新羅時代の作品と見えますが、上台石は製作技法が荒いため高麗時代の作品と思われます。
仏像もやや粗雑な感じがありますが、高麗の仏像と推測される優秀な作品と評価されています。仏像の外面には後代に塗ったと思われる漆喰がなされていましたが、2001年薬師殿補修工事の際に、漆喰を除去して元通りに復元しました。